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白とろろ&黒とろろ昆布のます寿し 誕生のお話(棒の昆布のます寿しエピソード2)

弊社ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。

今回は棒の昆布のます寿しエピソード2、「白とろろ&黒とろろ昆布のます寿し」の誕生について書きます。

 

「昆布ます寿し」、「おぼろ昆布のます寿し」の発売から3年が経過した2018年、少しづつではありますが両品の知名度も上がり納品先やリピーターのお客様も増え出し既に吉田屋の看板商品となった昆布ます寿しシリーズ。製造するにあたり安定したオペレーションも図れるようになり、また「新商品を開発したい」という想いに駆られておりました。

 

一旦話はそれますが吉田屋鱒寿し本舗では毎日のます寿しの製造終了後、スタッフの皆さんに賄いとして握りのます寿しを提供しています。早朝より製造にあたっているので終了時のAM9時30くらいには皆さんもうお腹ペコペコになっておりこの握りのます寿しを楽しみに待ち望んでおります。

いつものように製造を終えたある日の事、「さあ本日の握りのます寿しタイム!」と言う所で事は起きました。一人のスタッフの女性がなんと自宅から持参した黒とろろ昆布を握りの上に乗せて食べているではありませんか!?それを目撃したとたん衝撃と共に私が女性に向けて思わず発した言葉は…「それ、いけるね!」でした。

「おぼろ昆布のます寿し」同様に6等分の棒寿しタイプで新商品を考案する事にしました。

すぐにラックスの方に連絡しエピソード1でも触れた「富のおもちかえり」に再びエントリーし採択を受けました。とろろ昆布を混ぜて使うのかふりかけにするのか等々また試行錯誤の日々。「一つのパッケージで白とろろ昆布と黒とろろ昆布の味比べが同時に楽しめるます寿し」が商品コンセプトとなりました。色々な昆布メーカのとろろ昆布を仕入れてはどれがうちのます寿しとの相性がいいか?試食を繰り返しました。

一番苦労したのはネーミングでした。「白とろろ昆布を3切れ、黒とろろ昆布を3切れ使用した合計6切れ1パッケージにし味比べを楽しめるます寿し」これをお客様にいかに端的に分かり易く尚且つインパクトを与えるネーミング…考えに考え抜いた結果…

 

「&」でした。

 

こうして2018年3月、棒の昆布のます寿しシリーズ第2弾「白とろろ&黒とろろ昆布のます寿し」は誕生しました。