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梅としそと昆布のます寿し 誕生のお話(棒の昆布のます寿しエピソード3)

弊社ホームページをご覧頂きましてありがとうございます。今回は棒の昆布のます寿しエピソード3、「梅としそと昆布のます寿し」について書きます。

吉田屋鱒寿し本舗では新商品を開発する際、お客様や知人の方々から頂いたアイディアがきっかけになる事が多々ございます。

今から3年前とある異業種交流飲み会に参加したわたくし吉田屋店主、気心の知れたメンバーの集い。お酒が進み話が弾み「ます寿し」がその場の話題となったのですがそこでおもしろい事をおっしゃる方々がいらっしゃいました。

知人A「俺、前から思っとることがあるがだけどます寿しと梅を組み合わせたら面白くないかな?」

知人B「面白い!カリカリの食感と梅の酸味、ます寿しにすごく合いそう!」

知人C「新商品誕生や!」

吉田屋店主「ありがとうございます!」

 

盛り上がった楽しい一夜の翌日、早速従業員一同に昨晩の事を話した所、おもしろい事を言う従業員がいました。

従業員A「梅と昆布って相性いいよね!?昆布ます寿しの新バージョンで開発したらよくないですか?」

従業員B「今年令和元年だし万葉集の梅花の歌とかけて「令和のます寿し」として販売したらよくないですか?」

従業員C「食欲不振な夏場にももってこいですね!」

従業員D「新商品誕生や!」

吉田屋店主「ありがとうございます!」

 

開発のスタート時点で棒寿しタイプに決定しました。

また試行錯誤する日々の始まり。まずは色々な梅漬けを取り寄せ試作を繰り返すうち、ます寿しの「しっとり感」に対しいかにして梅の「カリカリ感」を加えるかが一番の課題となりました。

製造の仕方から工程を何度も何度も見直しトライ&エラーを続ける中でようやく「これだ」と言う方法に行きつきました。中身が出来れば次は外身。掛け紙のデザインをいつもお世話になっているグリークのデザイナーの田野さんにお願いしました。商品の概要やコンセプトを伝え妻のアイディアのもと梅を連想させるピンクのドット柄のデザインに決定いたしました。

発売を決定づけると各メディアに取材のご協力をお願いしました。お陰様でテレビやラジオ、新聞等にも取り上げて頂き沢山のお客様から今現在もご注文、お問い合わせを頂いております。

昨年2月には富山商工会議所にて開催された合同プレスリリース発表会でおおいにPRをさせて頂きました。

その際中小企業診断士の越澤様には大変お世話になりました。改めて感謝を申し上げます。

 

こうして2020年11月より発売を開始した「梅としそと昆布のます寿し」お陰様で現在も好評販売中です。