お知らせ
おぼろ昆布のます寿し 誕生のお話(棒の昆布のます寿しエピソード1)
弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
吉田屋鱒寿し本舗にはます寿し1重、2重以外にも多種類のます寿しがございます。
前回は「昆布鱒寿し」の誕生について書きましたが今回は同じ昆布を使用した鱒寿しでも棒寿しタイプの昆布ます寿し、現在は4種類を販売してますがその中でも一番最初に誕生した「おぼろ昆布のます寿し」について書きます。
2014年、北陸新幹線の開業に合わせ富山県がとやまの農林水産品ブラッシュアップ「富のおもちかえり」という新事業を起ち上げました。コンセプトはあたらしく、なつかしい「とやまの手土産」。
商品開発から販路開拓まで富山県が全面的にサポートするという企画でした。
丁度同じ時期に「昆布ます寿し」を発売しており同時にコンパクトで食べやすいサイズのものを発売すればお客様により手にとって頂きやすくなるのでは?と考えました。「富のおもちかえり」の募集要項の条件ともこれが合致しており思い切って応募した所、採択を受け事業がスタート致しました。
2015年の3月発売に向けラックスさんという会社と一緒に連携し中身はもちろんパッケージのデザインや価格設定等々打ち合わせ並びにブラッシュアップを何度も繰り返し「おぼろ昆布のます寿し」は完成しました。
商品デザインにあたり斬新な笹の葉のパッケージ、和紙の掛け紙、イラストにはます寿しと昆布をイメージさせる北前船が描かれておりまさしくあたらしく、なつかしい「とやまの手土産」のコンセプトに基づいていると思います。橋本利久デザイン、アートディレクター山本あゆみさんに改めて感謝を申し上げます。
発売直前、プレスリリースをするにあたりマスコミの方々を招き記者会見を開いて頂いたことをよく覚えております。当時の富山県知事やお取引先の方々の前で商品開発の経緯について発表させて頂きました。
大変緊張しましたがとてもいい経験をさせて頂きました。
多くの皆様のお力を頂き支えられ2015年3月、北陸新幹線の開業より「おぼろ昆布のます寿し」は発売を開始しお陰様で現在も好評販売中です。